切り株で休憩

ときどき花を買います

娯楽、旅にまつわること

遠藤くん

Netflixで「結婚できない男」というドラマを観ていたら、はとバスに乗る回があり、一昔前の旅行社の風景が出てきた。そこで私は唐突に、遠藤くんのことを思い出した。 彼には会ったことがなく、声もうろ覚え。遠藤くんは祖母にかかってきた電話で名乗る青年…

まっさらな友達付き合いは必要か?

庭のコスモス。花びらが散っているのが見えるかな。秋もおしまいですね。たくさん種ができていたので、また来年も芽が出るでしょう。 春に子どもが家を離れてから、夫婦2人では久しぶりの秋冬です。2人で鍋をしたり、街中華に行ったり。友達に戻ったような感…

謎の自信が湧くとき

初めて訪れた街で、よく見知った花が咲いていたり、猫や犬を見たり、お店の人と自然に歓談できたりすると、 家に帰ってもまあ何とかやっていけるかな…という謎の自信、安心感が得られる。 旅先にあるものを理解できたり、知らない人たちに分かってもらえるな…

旅の醍醐味

私のことを知る人がいない土地に来ました。一人旅。初めて来た土地です。 今日のお昼、数時間前に立ち寄った観光地は、とても素敵なところでした。海を見ながら、居心地のいいベンチでぼんやりできました。雨の予報だったけれど、傘を使わずに済んでラッキー…

一人旅の良さ

明治生まれの祖母は、町内の「婦人会」経由で世界中を旅行していた。 とはいえ、うちはぜんぜん裕福な家ではない。古い衣服を大切に着ていたし、貯金も遺さず亡くなった。お看取りする側は大変なのだけれど、自分のお金を娯楽に遣い切るのもいいものだなと思…

旅先、どう決める?

旅に行こう。どこに行こうか。 例えば、ハワイや沖縄といった好きな土地、憧れの場所があるならプランは組みやすそうですね。私は特にそういうのないんだよなーって気付きました。マチュピチュぐらいしか思い付かない。遠すぎて現実的じゃないよねー。 だか…

評価不要の域には、なかなか

人は弱い。多くの人は孤独が苦手だし、寂しがりで、他者の評価を気にして過ごしていると思う。私もそう。 「誰も評価してくれなくてもヘイキ」 「他人は関係ない、私は私だから」 「俺はひとりが一番気楽なんだ」 という域には、なかなか達せない。このブロ…

占いの館みたいな、ユースホステルの思い出

とつぜん、ある場景が頭の中に思い出されました。 クッションがたくさん置かれたソファ、狭いリビングルーム、壁にはピエロの人形がいくつか飾ってある。白い階段の手すり、仕掛けのある壁掛け時計、雰囲気は占いの館のよう。 この場所なんだったっけ? と記…

エレカシ35、大阪で富士山を思い出す

2023/4/23の大阪、エレファントカシマシのコンサアト(熱狂)。ほんとうに素晴らしいステージでした。富士山に登った経験を思い出すほどに。 葉加瀬太郎さんが富士山に登った感動を表す際に、 「最近は会う人ごとに、富士山に登ったことある?って聞いちゃうん…

「旅」

それでどうなるわけもなく っていう歌詞がいい。ほんと、「毎日は旅だよなあ」なんてしみじみする時もあれば、特別な場所に行って、旅先で何かを見つけた気持ちになる時もある。成長を錯覚する。 しかし、旅に出たからどうなるわけでもないのよ。日常はもど…

知らない街を歩く旅

宮本浩次のソロライブをきっかけに、1人で遠征するようになった。忘れてしまう未来の自分のために、ここにメモしておこう。 2022年2月宮本浩次、4月宮本浩次、10月マカロニえんぴつ、2023年4月BIGMAMA、そして4月23日はエレファントカシマシのアリーナ最終日…

梅まつり

プチ旅行。 行った先の公園が「梅まつり」と銘打っていたので、お花見に行ってみました。 もう梅は終わってるかなと思っていたんだけど、ちょうど満開というか、いい具合に散り際で、風に乗ってお花のいい香りがして。 ベンチでぼんやりしたり、道ゆく人たち…

旅の財布にいくら入れるか

時代の変化に伴うルーティンの変化って、ちょいちょいありますよね。最近で言えば、キャッシュレス決済。 スーパーやコンビニでPayPayやらを使うことには随分慣れてきましたが、「ちょっと遠出しよう」と思い立って、今、「旅先に現金をいくら持って行けばい…

途中下車も旅のうち

新しく「旅にまつわること」というカテゴリーを作りました。 私は旅が大好き。知らない街を歩くのはわくわくします。でも、われわれの結婚生活って旅の頻度が低めで、その点だけが残念なポイントでした。ごく初期から子どもを授かったということと、夫が多忙…

体験、経験と実感の違い

忘れんぼうの私、同じ映画やミステリー小説を何度も楽しめる。読みながら結末を思い出し、初めて鑑賞したときの気持ちを想起して楽しんでいる側面もある。 でも、それなのに、 数年前、数十年前に経験したことは「やったことがある」と思いがちだ。 事実とし…