まっさらな友達付き合いは必要か？

庭のコスモス。花びらが散っているのが見えるかな。秋もおしまいですね。たくさん種ができていたので、また来年も芽が出るでしょう。

春に子どもが家を離れてから、夫婦2人では久しぶりの秋冬です。2人で鍋をしたり、街中華に行ったり。友達に戻ったような感じで、けっこう気楽です。

友達と言えば、ママ友という言い回しはよく聞くけど、今後も、まっさらな状態から新しい友達ができたりするんでしょうか？　いわゆる「中高年の友達づくり」って、実態はどうなんでしょうね。友達作ったほうがいいのかな。

自分は故郷からは遠く離れて暮らしてます。学生時代の友人ともつながりは切れていなくて、ママ友つながりや習いごとつながりの飲み仲間も何人かいる。とはいえ、友達とそんなしょっちゅう連絡したり、つるんで出かけるタイプではないです。一人が気楽。

日々通っているフィットネスジムで立ち話する方や、SNSですれ違う中では、すごく話が合うなあ、気が合いそうだなという人は時々おられます。そういった方と会うのは楽しい。

人見知りではないほうだし、気が合いそうな、心に残る人って、どこにでもいて。ジムでなくても、ホームセンターで苗を見ている時とか、旅先で少し話す人とか、何かを同時に見てふと笑い合えると楽しいです。人と話すのは好き。

ただ、いわゆる「友達」まで進化します？　新しい友達って必要なのかな。顔見知り程度でもじゅうぶんなのでは……

あと、気が合いそうな人って、たぶん自分自身とどこか似ていて、

つまり、ジムも1人が気楽そうだったり、一人旅が好きそうだったり、カフェでのんびり文庫本を読んでいたり、ライブも1人参戦してそうな方なんですよね。1人でお店に入ってぼんやりできる性格というか。

だから、その場限りで微笑みあっておしまいになるし、「お名前は？」「てかLINEやってる？」みたいな踏み込んだトークをしようとは思わなくて。発展しないのよ。

ジムに行けば毎週会えるし「汗かきましたね〜！」って笑い合っていれば楽しい。でも、ジムの外に出てプライベートでも話したいと思う？　まあ、そう思ったら、そのときは声をかければいいんだろうね。

うん、書いていて思ったけれど、ジムに行けば顔を見られるメンバーがいるから、満足しているわけですね。

新しい仕事始めなきゃダメかなあ、新しい友達作らなきゃダメなのかなあという、時折湧いてくる「何か変えなきゃいけない気がする焦燥感」があったのですが、書いてスッキリできました。

無理して変えなくていい。気が向いたときに、そのつど動いていこうと思います。読んでくださった方、ありがとうございました。