切り株で休憩

ときどき花を買います

嫌いだが、本当は好きになりたい

アダルトチルドレンっていう言葉がある。

そんな定義はナンセンスだなと思って避けてきたんだけど、まさに自分はその対象なんだろうと感じてゲンナリしている。子ども時代はつらかった。

今もつらい。親とLINEでやりとりすると、異様に疲れる。話が合う面もあるけれど、できるだけ関わりたくない。ブロックしたい。もう会いたくない。

そう思う気持ちがある反面、おそらく本当は親を好きでいたいのだし、好きでいさせてくれない親だから嫌い、好きでいられない自分が嫌い、罪悪感があるんだろうなって思う。

夫の親御さんは素晴らしい人たちだった。もう看取ったけれども、大好きだった。

うちの親はひどいもんだ。双方でけなし合っているし、双方が愚痴を私にLINEしてくる。もちろん両方、自分が正しいと思っている。

結婚して家を出てから、「ああはなりたくない、彼らを反面教師にしよう、私は親にされたことを子どもたちにはしない」という一心で育児をしてきたし、それは叶った。がんばったなと自分を褒めてあげたい。

それから、夫はうちの親子関係についてよく話を聞いてくれる。いわゆる「理解ある彼くん」と言っていいだろうし、彼のおかげでいい育児ができたのは間違いない。ありがたい。ただし、いい親子関係で育った人には本当には理解できないだろうなーって思う。それは仕方ないことだよね。

子ども達が巣立つ今、今後、親のことを考えなきゃいけないと思うと憂鬱なんだけど、そうだ、つらいことだからblogに書こうと思い立ったのだった。ときどき書いて気持ちを整理していくことにする。空の巣症候群だって、愛犬を亡くしたことだって、blogのおかげで随分乗り越えられたから。

私は楽しく暮らしたい。憂鬱になんて、なりたくないという強い気持ちも持っている。そのためには、親を好きになったほうがいいんだろうなあって。話が合うところもたくさんあるわけだし。楽しく付き合えたら理想的だな。。

一歩ずつでいいから。無理せず、少しずつ、一歩ずつ。