切り株で休憩

ときどき花を買います

自慢する心理

先ほど1時間ぐらい、ご近所のおばちゃんの話に付き合ってきました。町内会の作業があって、立ち寄った先での出来事です。どうやら数日前に、ご主人が倒れて入院されたらしい。ええっ、それは大変ですねと驚くと、

「いやー、そうなのよ、恥ずかしいわ」

と平気そうな口調だけれど、いつもと比べてひどく気が立っている様子。それはもちろん、当たり前ですよね。ご夫婦とも70~80年配。心配だろうと思います。

「気付かなきゃ、死んでたかもしれないわよねー」

おばちゃんは、ご自身の不安をカバーするためか、ご主人の話というよりも、過剰な勢いで娘&孫自慢をされてきたのは少し興味深かったです。娘がすぐに駆け付けてくれたことから、昔に孫がここに住んでいたとか、免許を取る話とか、仕事の話とか、孫の結婚相手の会社の話まで、、、功績? を全部見せたいご様子。ぜんぜん終わらないので、話したいだけ話せばいいよ~と思いつつ、うんうん、そうなんですねー、へえーと相槌マシーンに徹しつつ、町内会の作業を進めてきました。

(人は、なにか不安定なとき、自慢話をするものなんだろうか。自分をかえりみても、そうかもしれないな?)

などと思い至ったり。どうなんでしょうね。自慢する心理について、あまり考えたことがなかったのですけれど、何かしら心理作用があるのかもしれないです。

その場でバイバイでも良かったけれど、テンション高めおばちゃんの足元とお気持ちが心配になったので家までお送りしてきました。

別れ際「今日も暑いし、お茶飲んでくださいよ〜」ぐらいしか、言えなかったけれども、少しは力になれたなら、よかったかな。

あれっ、この記事も「自慢」の範疇だろうか? そうかもしれない!「愚痴」にも思えますね。お恥ずかしい。まあ、いいか。

愚痴と自慢は背中合わせ。

心の中にあるものをアウトプットして気持ちが保てるなら、愚痴も自慢もどんどん出していけばいいと思っています。

他者にどう評価されるかは、まあ、置いておいて。

気が済むように、好きなことをして生きるしかないなあって、最近思うのです。