木蓮と学生時代の思い出
学生のころ、校舎の近くに木蓮が街路樹のように並んでいるところがあって、その道を通って駅まで歩くのが好きでした。
立ち止まって木蓮を見ながら、仲の良かった友人が話していた内容、彼氏となかなか会えないとか、朗読のサークルに参加してるんだよねとか、そういった他愛ない会話を鮮明に思い出せるのだけど、
この記憶は本当に話していたことなのか、記憶が脚色されているのか。そのあたりは分からないよなあ、と思う。
ともあれ、花にまつわる思い出っていいですよね。毎年、何かしら思い出せるので。あの木蓮は、今はどうなっているのかな。はるばる見に行ってみるのも面白いかもしれない。
写真は今朝、撮った一枚です。いいお天気なので写してみました。
子どもに送ったら、「もう木蓮が!素敵〜」とのこと。街に咲く花に気づかないくらい、忙しくしてるんだねえ。若いときは忙しい。
そうか、街路樹の木蓮を見ていたころの私と、今の子どもは同じぐらいの年齢か。不思議な感じ。
充実した日々を過ごしているようで、何よりです。