切り株で休憩

ときどき花を買います

サッカーW杯と結婚生活を振り返ってみた

カタールで行われたFIFA W杯 2022。アルゼンチンが優勝しましたね。あんなに強いのにW杯には縁がなかった水色のユニフォームが、金のカップをようやく勝ち取りました。

メッシ、うれしそうだったよね。本当におめでとう。地元のサッカー中継でメッシがボールを運ぶと、「リオ! リオ!」ってファーストネームで声がけをされているのが印象的です。ここでメッシのことを書くと1万文字ぐらいになるのでこの辺で… ご本人のInstagram投稿を記念に貼っておきたい。素敵な笑顔~。

 

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サッカーW杯と自分たちの結婚生活を紐付けて振り返ってみたくて。

うちの夫は生粋のサッカーファンで、結婚前からW杯について聞かされてました。フランス大会(1998)のころに結婚して、日韓(2002)のころは育児でどたばたしつつもWOWOWやスカパー!でいろんなサッカーを観てました。私がサッカーのルールをちゃんと覚えられたのは、授乳しつつ夜中に観てた「リーガ・エスパニョーラのおかげでした。今はラ・リーガって呼ばれてますね。

ドイツ大会(2006)は、夫の仕事がさらに忙しくなってて、一方、私はまだ今の仕事をしていなくて、だから深夜3時とかの試合を1人で観てたような思い出です。子どもらも幼稚園前後で、手はかかるものの、ようやく育児に慣れてきたころ。

南アフリカ(2010)ブラジル(2014)ロシア大会(2018)はあんまりちゃんと観ていた記憶がない。家を建てる段取りに加えて、お弁当づくり、入学や転校、習いごとの送迎や役員の行事、そして子連れで引っ越しの準備、、いろいろ新しいことが立て続けに起こって、急激に忙しくなったころ。

何よりも日々の「子ども達の話を聞く時間」で時間を費やされて、テレビをのんびり付けて観戦している暇がなかった。読書はしていたけれど、ドラマは観ていなかった。私は多少無理をして仕事を始めたし、その勉強と家事と育児の両立で精一杯だったころ。

いま思えば、本当に充実したいい時間だったけれど、それは後になってから言えることであって、ゆったりとした娯楽の時間が少なくて、ぴりぴりしていたかもしれない。

写真を見れば「子ども達に囲まれた幸せな日々」だけれど、渦中にいる自分は本当に目まぐるしい日々だった。夫もサッカーを、テレビよりパソコンで観ていただろう。

つまり、今これを書いていて気付いたけれど、サッカー観戦から離れていた時期=夫婦でのんびり過ごす時間が全然ない時期なのかもしれない。そうか、そうだったのか…笑

2022年、カタールで行われた今回の大会は、日本戦と決勝トーナメントを夫婦2人で観ることができてよかった。そもそも、そんなにちゃんと観るつもりもなかったのに、結果的にちゃんと観られた。サッカーを観ることを思い出させてもらえた

夫は現在、何足も草鞋を履いていて日々忙しくしてるんだけれど、それでも「若さゆえの無駄な忙しさ」みたいなのではなく、俯瞰的に物事を眺めた上で動いていて、今までで一番、気持ち的には余裕を持って日々を過ごしているんじゃないかなあと思う。

私もそう。このブログでいろいろ書いているように、2022年は子育てが終了したと言ってもいい年だし、ライブに行ったり、観劇をしたり、そしてサッカー観戦の楽しさも思い出させてもらえて「スポーツ観戦もいいじゃん」と思えている。

フランス大会のころを思えば、2人とも落ち着いた大人になった。子どもが成人してるのだから、大人なのは当たり前なのだけど、、同世代の人たちにはこの気持ち、たぶん分かってもらえるよね……アラフィフにして「やっと大人になれた」感

2022年、われわれ夫婦もいろんな意味で転機なんだなと思う。そんな年にメッシが優勝を勝ち取ってくれてうれしいよ。感慨深いです。本当におめでとう!