切り株で休憩

ときどき花を買います

空想の延長で

人間は、言語を習得するまでは、頭の中で物事を考えない、思考できないという説を聞いたことがあります。

確かに、赤ちゃんはお腹が減ったり、何かしらの不快感で泣くことはあっても、ただ泣いてアピールしているだけだものね。最初は何か考えているわけではない。言語を覚えていくとだんだん「お茶飲みたい」などと考えるようになるんですね。

あと、こんなことは当たり前ですが、言葉は映像ではないのに、シーンの描写もできるわけで、

目が覚めた。カーテンを開き冷たいガラス窓に額を押し当てる。少し熱があるかもしれない。ベランダに並んだ空っぽの植木鉢を眺めていると、アラームが鳴り始めた。

こうやって文字を連ねるだけで場景や感情が伝わってくるのは、改めて本当に不思議だなと思います。

頭の中にある空想とか、好きで大切にしている場景をどんどん言葉にして自分が読めるようにしたいんですよね。これがアウトプットか……って今更ながらに。ゆっくりと形にしてみたいと思います。