切り株で休憩

ときどき花を買います

静謐なメロディー

Theodore Dubois(テオドール・デュボワ)という方のMusique de Chambreという標題のCDを流しています。
1924年に亡くなったフランスの作曲家らしい。100年も前に暮らしていた人の音楽が、今もデッキから流れてきて、私の耳に聞こえてくる。静かで優しいメロディーです。
そういえばきのう、死について思いを馳せる文章をゆっくり時間をかけて書きました。そして、ここにアップして、しばらくして、敬愛する人物の訃報を聞いたのでした。

あのような文章を書いたあとだったので驚きましたし、ちょうど書いている最中が亡くなったころだったようで二度驚きました。虫の知らせとまでは言わないのですが、不思議で、そしてしーーんと静謐な気持ちにもなりました。
その方は私が本当に敬愛する人物です。最近も電話で話せたし、大往生の年齢で、なんと言いますかスタンディングオベーションしたくなるような豊かな人生を過ごした方です。お手本にしたい人物です。いつまでも私の心のうちで、私を応援してくれると思います。
思い起こすといろいろなエピソードがあって、とてもいい関係でした。本当に感謝しています。大切に心にしまっておいて、いつかゆっくりと言葉にできればいいなと思います。