切り株で休憩

ときどき花を買います

いつか読もうフォルダ

われわれに課せられた面倒な義務たち。「とりあえずここに置いておこう」と手を放すやいなや、何日も経過してしまう。書類にせよ、100均で衝動買いしてしまった便利グッズにせよ、放置されているものを片付けるのはすべからく面倒です。すべからくは誤用ですね。おしなべて面倒です。

 

大体のことは手を付けてしまえば終わるのに、放置すればそれらはそのまま微動だにせず、朽ちて化石になってしまう。時間を割いて、場所を移動して、手を動かさない限り全然片付かない。前に進まない。

残暑厳しい月曜日に、義務を一つでも終わらせた私たち、本当に偉い。お疲れさまでした。

 

娯楽に時間を割きたいのに、もうこんな時間!

せめて小説は数ページ読み進めたい。今読んでいるのはふと入った企画展で取り上げられていた古い小説で、たぶん誰もが知っているタイトルです。

名前は知っていて、読んだ気になっている小説ってありませんか。私には何冊もあって、脳内の「いつか読もう」フォルダに入ってます。これも義務ごとと同じく、放置しておけばそのまま朽ちてしまうんでしょうね。それはそれでいいのだけれど。

そういう小説を思い出す機会をいただけるのはありがたいこと。ふと思い立って、本屋さんで探して、文庫本を見つけたときの喜びったら。にやにやしてしまいました。ゆっくり読もうと思います。