病院のお世話になる
「病をいただく」という表現を、どこかで読んだ記憶がある。
確かにそう。病気になると健康のありがたさに気付かされるものね。
日本の医療は本当に素晴らしい。今まで病院のお世話になって「いやだなあ」と思った経験はない。
実家というか、祖父母が開業医だったことと、今仕事で関わっているので余計そう思うのかな。もちろん変な医師もいるけれど、だいたいはいい人たちと信じたい。
学生時代、割と大きな怪我をした。入院、リハビリを通じてお世話になった医師や看護師さんもいい人たちだった。リハビリは大変だったけどいい経験だったし。
リハビリ仲間のおばさんには「あなた、将来もし子どもを産むなら、リハビリよりもお産のほうがラクよ?」と予言されていたけれど、本当にそうだったよ。リハビリは長々と痛かった。お産は痛くてもすぐ終わるし、子どもに会える喜びがある。怪我もなく歩けるありがたさよ。
数年前には子宮筋腫で全摘をした。術後は少し痛かったけれどひどい出血とひどい貧血が治ったのでよかったし、すっきりした。
そして最近も、何かしらの病をいただいたように思うので検査を受けて、手術するなり、薬を飲むなり、何某かの体験をさせていただこうと思う。前にお世話になった病院に行く。ドキドキ。
遠方の子どもたちにどの程度知らせるかというのは、悩みどころ。ゴールデンウィーク明けで、彼らも新しい暮らしが始まるわけだし。まあ、いろいろと分かって、済んでからでいいよね。がんばって私。深呼吸よ。