ジャケ買い

コンビニでたまに見かける「邪払のど飴」が好きです。小っちゃい袋に入っているやつ、ご存じでしょうか。じゃばらって読むらしいです。風"邪払"いってことか。昨今は風邪の強いやつが流行してますからね…　もろもろの厄払いしてくれそうで、よくないですか？　ジャケ買いしてしまいましたが、味も大好きなんですよね。今もお口に入ってます。

同じキャッチフレーズでも「たまった疲れに効く」みたいな直接的なことを書いてあると、あまのじゃくな私はムムムッと思って手を伸ばさなくなってしまうんですよ。邪払のど飴ぐらいだとちょうどいい。

ジャケ買いって書いたけど、この言い方はもしかしてすごく古いのかな。CD等の商品を、歌手や曲などの内容を知らないまま、パッケージデザインだけを見て直感で買うってことです。食べ物に使うのはおかしいかも。まあいいや。

たぶん今の子たちにも言葉は通じるだろうけど、Youtubeその他でとりあえず音楽を聞ける昨今、レコード屋さんでCDをジャケ買いする体験は減ってきたでしょうね。ダウンロードコンテンツもお試しで聞けるし。それはそれですごく便利になった。

とはいえ、今でも私は本を読むときも、映画を観るときも、CDを買うときも大体ジャケ買いです。ぴーんと来たら手に取る。好きな俳優さんや作者さんはもちろんいますが、必ず全作をチェックするわけではなくて、どちらかと言うと作品ごとの出会いを楽しみたいんですよね。

食べ物も旅も、人との出会いも同じです。Hatena Blogもそう。万年筆のアイコン、いいねー、これ。と思っただけで使い始めてしまった。使いやすいから結果オーライですね。ジャケ買いで正解。

今後も自分の勘を信じて、ぴーんと来たら"ジャケ買い"で、適当にチョイスしていきたいです。